コンサートでのコロナ対策

音楽
11 /04 2020
いつの間にか時間が経ってしまいましたが、先月半ばに行われた藤木大地さんのコンサートでは、
主催のSBSさんが様々なコロナ対策を講じられていたとお伝えしました。
自分でも「おお」と驚くことがたくさんありましたので、記録しておきたいと思います。

このコンサートは、応募して抽選で当たったら整理券がもらえるというシステムだったのですが、
会場が1500席のところペアで350組、つまり700名、会場の約半分だけお客さんを入れていました。
ですが、350組のところ2000通くらい応募があったそうです(藤木さん大人気!)。

で、当選するとチラシと整理券の他に、このような説明用紙が送られます。
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字が小さくて読みづらいですが、当日マスクをすること、会場で検温することなどの他に
特記すべきは、当日プログラムを配布しないということ。チラシの裏には当日演奏する曲目が一覧になっており、
これがプログラム代わりになるのですね。
なので、チラシを当日持参してくださいと書いてありました。
確かに、プログラムを一人ひとり配布していると、それだけ人が溜まるし接触も増えるからなー。

それから、出演者への花束やプレゼントも避けるように書いてありました。
これも、できるだけ互いに接触しないということですね。
こういう点が、コロナ前の演奏会とは大きく異なるところだなぁと、これを読むだけでも色々と勉強になりました。

当日会場では、このような看板が出ていて、
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整理券の裏に名前や住所を書くように指示してありました。

なお、開場前には、ソーシャルディスタンスを取るために、行列の線が引いてありました!
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会場入って受付には、当然消毒液や検温コーナー。
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さらにロビーでは、プログラムを配布する代わりに、このように↓曲目が看板で出してあります。
そして、演奏会の収録とラジオ放送のお知らせも。

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で、会場に入るとこんな感じ。壮観です。
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スタッフの方が一つ一つ紙を客席に貼ってくださって、離れて座るように指示してあります。
1500席全てに! これだけでも大変な作業。

さらに会場では、来た人から順に前から詰めて座るように(つまりウロウロして行ったり来たりしないように)、
そして終演後も規制退場することをアナウンスしていました。
事実、終演後は「何列目から何列目の方、退場してくだい♪」のアナウンスに合わせて順番にお客様が退場しており、
多くの人が出口に殺到しないような配慮がなされていました。
こういうことをきちんとみんなが守ってアナウンス通りに行動するところはさすが日本、という感じでしょうか(海外ならこんなにうまくいかない気がする…)。
それからブラボーなどの掛け声も、避けるよう注意がありました。

開場してから開演までの時間も、通常の演奏会より長めに設定されていて(45分間)、ここにも
密にならないための工夫を感じたのですが、
その45分間、何度も何度もアナウンスをして、会場のお客様に注意を徹底するような配慮がなされていました(
←開演まで暇なので何回アナウンスするのか数えていた私)。

続いては楽屋!

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出演者の楽屋にもフェイスシールドなどの準備が完備されていました。

このように至れり尽くせりの準備の中で無事に終演できたことを思うと、主催者さまには改めて感謝の思いです。
ただ、離れて座らないとダメ、花束もダメ、掛け声もダメ、と以前なら当たり前のように楽しんでいたことができなくなったのも事実。特に、お客様がマスクをしてらっしゃると表情が分かりづらく、反応が感じにくいというのはあります。
でも、久しぶりの生の音楽だったお客様も多かったのでしょう、とても温かい拍手をいただけました。
歌の力(そして藤木さんの表現力)はマスクをも突き抜けて聴く人にダイレクトに届くのですね。

以上、覚書でしたー。

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