一難去って…?

お知らせ
02 /22 2020
1月末のリサイタル前は、「これが終わったらコレしようアレしよう」と
そのことを楽しみに頑張っていたのですが、
終わってみれば予想外に消耗した自分がいていまいち体調が優れなかったり、
パーっと遊びたくとも溜まっていた仕事もあり、
そもそも遊びに付き合ってくれるほどヒマな人も周りにはさほどおらず(笑)、
結局ゆるゆると静かにこのひと月過ごしていました。

が! いつまでもゆるゆる過ごせるわけでもないことが判明!
4月にこんな演奏会が東京であります!

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チェロの村上智美さんとのリサイタル。
村上さんとは学生時代、よくご一緒させていただきましたが、
卒業後はお互い環境の変化もあり、今回の共演はほぼ卒業ぶりです。

村上さんは普段は北海道を中心に演奏活動しているのですが、
恩師のチェロを譲り受けたそうで、そのお披露目コンサートを東京でやりたい!と今回の開催を決意されたそうです。

村上さんの先生の青木十良先生は、大変なチェリストでいらっしゃいましたが、
私たちがレッスンに伺っていた時はすでにだいぶおじいちゃんで、
いつもニコニコと優しい方でした。
そして、その解釈や時々一緒に弾いてくださる演奏は、本当にシンプルで自然で品があって、
ついつい力んだり思い込みだけで弾こうとする私たちをやんわりとたしなめてくださいました。
その青木先生は2014年に99歳で亡くなられたそうですが、
村上さんは青木先生が弾いていらしたチェロで今回演奏するそうです。
どんな音がするのか私もまだ聴いていないのですが、とても楽しみ!
何しろ15年以上ぶりの共演ですから、お互い変わった部分と変わっていない部分を再確認しながら音楽をつくっていくことになると思います。

プログラムはこちら!

ベードーヴェン:チェロソナタ第1番 op.5
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
ショパン:チェロソナタ op.65

ベードーヴェンとシューベルトは学生時代一緒に勉強して、
青木先生にもレッスンしていただいた懐かしい曲なのですが、ショパンは私にとっては新曲!
まぁプログラムの2/3は一度弾いたことのえる曲だし…とのんきに構えていましたが、
先日ようやくショパンの楽譜を開いてびっくり!
な、なんかすごく譜読みしづらい、この曲…!

作曲家が熟知している編成や書法で書かれた曲は、やはり演奏する側にとっても手に馴染みやすくて、演奏効果も高いのですが、
そうでない曲は弾きにくい割に演奏効果が上がりにくく、演奏者泣かせだったりします。
ショパンやリストのピアノ曲は(難しいには難しいけど)、
さすがにピアニストにとって合理的で無理のない書き方になっているなーと感じるのですが、
このチェロソナタのピアノパートは、なんだかあまり整理されてない感じがします。
ショパンにとってはやはり、室内楽やオーケストラのジャンルってあまり得意ではなかったんだなぁと
楽譜からなんとなく感じました。

かと言ってこの曲が良い曲ではないかと言えば決してそういうわけではなく、
ただどんなふうに弾いてもサマになる曲ではなく、
バランスや聴かせ方を演奏者がうまく交通整理しないと良さが伝わりにくい曲かな、と感じています。

というわけで、実はけっこう大変かも!?とようやく目が覚めたところです(笑)
でも当日までにはもちろんバッチリ弾けるようにしておきますので、ご興味のある方はぜひいらしてください。

2020年4月5日(日)14時開演、
会場は三軒茶屋駅からすぐのサロン・テッセラです。
チケットは予約制らしいので、私までご連絡いただけますと幸いです♪

yukarigoto

ピアニスト後藤友香理のブログです。
音楽のこと、好きなもののこと、いろいろ書いていこうと思います!

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