AOIで授業!
大学
今日は授業の一環で、静岡音楽館AOIへ学生と一緒に行ってきました!
今年度は講義系の授業の受け持ちが多いのですが、
音楽専攻の学生もいればそうでない学生も結構いて、あまり演奏の専門の話ばかりするわけにもいかず、
AOIの学芸員さんに来ていただいて文化政策についてのお話をしていただいたり、
調律師さんに来ていただいてピアノの中身を見せていただきながらお話を伺ったり、
私もできるだけ音楽の「周辺」の話を幅広く取り上げるようにしてきました。
今日はその仕上げ?として、実際にAOIに行って午前中はホールを施設見学、
午後はAOIで行われているアンサンブル講座の聴講をさせていただきました。
何度も利用させていただいているAOIですが、普段はなかなか見られない場所も多く、
やっぱり私が一番興奮したのはチェンバロとパイプオルガン!
チェンバロはうっかりして写真を撮らせていただくのを忘れてしまいましたが、
中国風のとても美しい装飾のあるチェンバロがありました。
木に花が咲いていて、枝に鳥がとまっている絵なのですが、学芸員さんによれば、
「このチェンバロを作るために、本来は花が咲くはずだった樹木を切ってしまったが、
今ではその木が楽器となって鳥のように美しい声で鳴いている」という意味が込められているのだそうですよ!
チェンバロは管理の繊細な楽器なので、一年中気温や湿度を一定に保つのはもちろんのこと、
あまり弾かないでおいてもよくないのだそうで、この日は月に2,3度メンテナンスのために
弾きに来てもらっているというチェンバロ奏者の方が練習中でした。
普段演奏会が行われている時にしか来る機会のないホールですが、
普段はそんなこともしているのですね!
そしてそして! 私が非常に興味のあったパイプオルガンも見せていただきました★

たった数日前にトン・コープマンが弾いていたパイプオルガンです♪♪
鍵盤の両側にたくさんストップがついていますね~。
実際にストップを色々操作して、さまざまな音色を聞かせていただきました。
AOIが中規模のホールということで、ここに入っているオルガンも中規模の大きさだそうですが、
パイプの数は全部で2800以上。
一番長いパイプは6メートル、一番短いものは数センチだそうです。
このあたりが一番長いパイプ。
地鳴りのような低~い音がしました。

演奏台から見た客席。
オルガン奏者の方たちはこんな感じで客席をみているのですね!

実際、かなり高いのでちょっと怖かったです。
この日はなんと! オルガンの中に入らせていただきました!!
時々大仏の胎内に入れることはありますが、なかなか楽器の内部に入る体験ってしないですよね(笑)

表からは見えないパイプも中にいっぱい入ってます!

長さはもちろんですが、いろんな形や材質のパイプがありますね。


3階建てくらいありました。

もしかしたら学生より私が一番興奮していたかもしれませんが、
彼らなりにいろいろなことを感じて吸収してくれたと思います。
授業で外に出かけたり、外部の方にお話していただくのは今年度が初めてでしたが、
自分の限られた知識だけで話をするのは当然限界もあります。
私には到底知りえないような、いろんな分野の専門家の方々がせっかく周りにいらっしゃるのだから、
これからも積極的にそういう方たちにお話ししていただく機会を授業で作りたいな~と思いました。
私自身も楽しいですしね
今年度は講義系の授業の受け持ちが多いのですが、
音楽専攻の学生もいればそうでない学生も結構いて、あまり演奏の専門の話ばかりするわけにもいかず、
AOIの学芸員さんに来ていただいて文化政策についてのお話をしていただいたり、
調律師さんに来ていただいてピアノの中身を見せていただきながらお話を伺ったり、
私もできるだけ音楽の「周辺」の話を幅広く取り上げるようにしてきました。
今日はその仕上げ?として、実際にAOIに行って午前中はホールを施設見学、
午後はAOIで行われているアンサンブル講座の聴講をさせていただきました。
何度も利用させていただいているAOIですが、普段はなかなか見られない場所も多く、
やっぱり私が一番興奮したのはチェンバロとパイプオルガン!
チェンバロはうっかりして写真を撮らせていただくのを忘れてしまいましたが、
中国風のとても美しい装飾のあるチェンバロがありました。
木に花が咲いていて、枝に鳥がとまっている絵なのですが、学芸員さんによれば、
「このチェンバロを作るために、本来は花が咲くはずだった樹木を切ってしまったが、
今ではその木が楽器となって鳥のように美しい声で鳴いている」という意味が込められているのだそうですよ!
チェンバロは管理の繊細な楽器なので、一年中気温や湿度を一定に保つのはもちろんのこと、
あまり弾かないでおいてもよくないのだそうで、この日は月に2,3度メンテナンスのために
弾きに来てもらっているというチェンバロ奏者の方が練習中でした。
普段演奏会が行われている時にしか来る機会のないホールですが、
普段はそんなこともしているのですね!
そしてそして! 私が非常に興味のあったパイプオルガンも見せていただきました★

たった数日前にトン・コープマンが弾いていたパイプオルガンです♪♪
鍵盤の両側にたくさんストップがついていますね~。
実際にストップを色々操作して、さまざまな音色を聞かせていただきました。
AOIが中規模のホールということで、ここに入っているオルガンも中規模の大きさだそうですが、
パイプの数は全部で2800以上。
一番長いパイプは6メートル、一番短いものは数センチだそうです。
このあたりが一番長いパイプ。
地鳴りのような低~い音がしました。

演奏台から見た客席。
オルガン奏者の方たちはこんな感じで客席をみているのですね!

実際、かなり高いのでちょっと怖かったです。
この日はなんと! オルガンの中に入らせていただきました!!
時々大仏の胎内に入れることはありますが、なかなか楽器の内部に入る体験ってしないですよね(笑)

表からは見えないパイプも中にいっぱい入ってます!

長さはもちろんですが、いろんな形や材質のパイプがありますね。


3階建てくらいありました。

もしかしたら学生より私が一番興奮していたかもしれませんが、
彼らなりにいろいろなことを感じて吸収してくれたと思います。
授業で外に出かけたり、外部の方にお話していただくのは今年度が初めてでしたが、
自分の限られた知識だけで話をするのは当然限界もあります。
私には到底知りえないような、いろんな分野の専門家の方々がせっかく周りにいらっしゃるのだから、
これからも積極的にそういう方たちにお話ししていただく機会を授業で作りたいな~と思いました。
私自身も楽しいですしね
