ピアノデュオの祭典、終わりました♪

音楽
12 /29 2013
26日に東京文化会館小ホールで行われた、ピアノデュオのコンサートが
おかげさまで無事に終わりました

芸大でともに働く12名がそれぞれペアを組んで演奏するというこの演奏会、
私にとっては想像以上に楽しく、刺激的な体験でした。

まず、東京文化会館で演奏することが自体が恥ずかしながら初めて
それだけで興奮です。
楽屋は地下1階にありますが、小ホール使用者も大ホール使用者も楽屋は同じ階です。
この日の大ホールは、外国のバレエ団の公演だったらしく、地下1階にはハデハデなメイクと衣装をつけた
バレエダンサーの皆さまがウロウロしていました
楽屋の柱には、これまで公演を行ってきた様々なアーティストや団体のサインがびっしり…。
うわぁ、と興奮してパチリ
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そして地下1階には、出演者が出番前に軽食を取るための「楽屋カフェ」もあります。
入りはしませんでしたが、面白いのでこちらも写真を撮りました
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ここで食券を買うのですね~
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メニューはこんな感じ。
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十分に楽屋を堪能しました

さて6組ものデュオが出演するこのコンサート、午後6時半から始まって終演は21時半近く、
とてもとても長い演奏会でした。
2台ピアノの魅力は、まず演奏している本人たちが楽しいこと。
そして、2台のピアノならではのゴージャスな響きを生かした素晴らしいレパートリーがあること。
ですが、1台が2台になっただけで、全然違う難しさもあります。
普通のアンサンブルはピアノとその他の楽器の組み合わせで行われますが、
弦楽器にしろ管楽器にしろ音の出る仕組みがピアノとは違うので、
ほんの少しのズレたとしても気になりませんし、それを狙う時もあります。
しかし、点で瞬間的に発音される打楽器であるピアノ同士だと、
音の出る瞬間がほんの少しずれたただけでもけっこう目立つのです。
しかも、お互い手元や顔をよく見ることができる距離で演奏するわけでもなく、
2台のピアノが向かい合わせになっているため、アイコンタクトが取りにくい!
フルコンサートピアノの長さは250cm以上ありますので
二人は大体3mくらい離れて座っていることになりますが、
その3mがとても離れて感じてしまうのが2台ピアノの本番です。
距離が離れている、アイコンタクトが取りにくい、だけならまだ良いのですが
さらに会場やピアノによっては、相手の音が聴き取りにくい、
あるいは自分で弾いている音が聴こえてこない、という事態になることもあります。
今回の場合は、相手の弾いている音はとてもよく聴こえるのですが
なぜか自分で弾いている音が弾いても弾いてもちっとも聴こえてこなくて、
会場にちゃんと聴こえているのか弾きながら心配になりました。
でも同じことは、セコンド(第2ピアノ)担当の出演者みんな言っていましたし、
会場ではむしろセコンドの音のほうが大きく聞こえていたらしいので、
分からないものです。

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このように、一人で演奏するのとは色々勝手が違う2台ピアノですが、
最後はもう、今まで一緒にやってきた練習を心の支えとして、
相手を信じて演奏するしかありません。
3mの距離を心細く感じる時もあれば、離れていても相手の存在を感じて
とても頼もしく感じる時もあるのが2台ピアノの不思議さです。

室内楽などの普通のアンサンブルは、すぐ横に共演者がいて、
二人で一緒に寄り添って音楽を作っていく親密な作業です。
でも2台ピアノは、相手をまるごと信頼して自分は自分の仕事をきっちりやる、
そんな形のアンサンブルなのかなーと今回感じました。
一緒に演奏してくれた先輩、そして一緒に演奏会を行った仲間たちに感謝です

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アンコールは2台6人12手!
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とにかく狭かった…。
腰を変なふうにひねったらしく、次の日はものすごい腰痛でした

カワイさんによる公演レポートはコチラから♪

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ピアニスト後藤友香理のブログです。
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