春のヨーロッパ一人旅♪ ~チューリヒ~

旅行
04 /27 2013
なんだかんだで新年度は忙しく、1週間が終わるとどっと疲れが出ます…。
そんなわけで旅行記の更新はゴールデンウィークに突入してしまいましたが、
薄れゆく記憶と闘いながら、綴って行きます

旅行3日目はスイスのチューリヒへ!

ミュンヘンからはまずシュトゥットガルトへ行き、そこから乗り換えてチューリヒに
行くしかないようで、ずいぶん遠回りになります
5時間くらいかかります。。
でもドイツのICEはすごく快適
2等車でも十分キレイでゆったり過ごせます。

ドイツからスイスへ入ると車窓からの風景も少し変化します。
ドイツはどの街や村も赤い屋根が多く統一感がありますが、
スイスはもっと茶色っぽかったり白っぽかったり色々です。
スイスは初めてなので、これからどんな風景や建物に会えるのかドキドキです

チューリヒには午後3時に到着。
ホテルに荷物を置き、トラムに乗ってさっそくチューリヒ美術館に向かいます。

美術館

この美術館がすばらしい美術館でした
モネ、シャガール、ココシュカ、ゴッホ、ブリューゲル、カンディンスキー、
マグリット、パウル・クレー等々。
古いものから近代の絵まで名作がゴロゴロです。
それだけでなく展示の仕方もとても素敵で、センスの良い美術館でした

以前、NHK文化センターで「シューマンと子供の世界」というテーマで
講義をさせていただいたのですが、その時に取り上げたアンカーという画家の絵もあり、
なんだか懐かしかったです。
アンカーは愛らしい子供の絵を多く残した人ですが、そういえばスイス人でした。
スイスの美術館に多くコレクションがあるのも当然ですね。

これだけでも素晴らしかったのですが、さらにラッキーだったのはちょうど
シャガールの企画展をやっていたこと。
世界中から集められた夥しい数の絵が展示されていて驚きました!
シャガールの魅力はなんといってもその色彩。
なんでこんなにきれいな色が出せるのだろうと見入ってしまいました。
美術館がこんなに素晴らしいのだから、チューリッヒはきっとすごく素敵な街に違いない!
明日の街歩きに期待しながら、旅の3日目終了です。
(写真はチューリヒのトラム↓)
tram.jpg


4日目
今日は午前中にチューリヒの街を見てから、同じくスイスのバーゼルへと向かいます。
スイスの通貨はスイスフランです(ユーロもけっこう使えますが)。
日本を発つ前に父から、スイスフランの紙幣を何枚かもらったのですが
(以前出張へ行った時の余りだそうです)、同じ10フラン札なのでデザインも
大きさも違う紙幣が1枚混ざっていました。
ホテルでの支払いに使おうと思ったら、それは古いお札だから使えないとのこと。
現在流通している紙幣は第8次紙幣だそうですが、私が持っていたのは
1976年から1979年に発行され、2000年まで流通していた第6次紙幣でした。
ホテルの人から、銀行で新しいものに変えてもらえると聞いたので、
街歩きしながら銀行を探すことにしました!
(ちなみに後から調べたところによると、現在流通している紙幣以外で
法的に有効なのは第6次紙幣のみで、他の旧紙幣は全て通貨としての価値を失っているそうです。
第6次紙幣については2020年まで交換ができるとのことです!)

チューリヒ中央駅からまっすぐ進み、バーンホフ通りを歩きます。
ここは一流ブランドのお店がズラリと顔をそろえる並木通り。
バリーの本店がを左に曲がって、路地を行くとリンデンホフの丘に出ます。
リンデンとはドイツ語で「菩提樹」という意味だそうです。
チューリヒの街が一望できます。
市民の憩いの場にもなっているようで、犬を散歩させる人たちの姿が目立ちました。

丘からの眺め

チューリヒの街には素敵な路地がたくさんあって思わず、小道に入っていきたくなります。
路地 路地2
路地3 路地4

泉
チューリヒにはこのような噴水が1100もあり、すべて水を飲むことができるんだそうです。
(飲みませんでしたが…)

再びバーンホフ通りに戻り、道をまっすぐ進むとホテルのフロントで教えてもらった銀行発見
このあたりにはいくつもの銀行が軒を重ねています。
バーンホフ通りの地下にはこれらの銀行の大金庫が設けられているんだとか…!!
ということは今私が歩いている足元には金塊が…。
そんなところでたった10フラン札を替えてもらうのは少々気が引けましたが
旅の資金は大切 きっちり新しいお札に替えていただきました

駅からひたすらバーンホフ通りをまっすぐ進んできましたが、その突き当りにあるのがチューリヒ湖。
お天気がいまいちだったので残念でしたが、遊覧船も定期的に出ているようで
きっと暖かい季節なら気持ちがいいだろいうなと思いました。
いかんせん、私が旅した3月後半はまだまだ寒く、ダウンにカイロ、という格好でした
湖

湖に出たら、今度は橋を渡って、反対側の通りを歩きます。

橋からの眺め↓ (なんだか寒々しい…)
橋

この通りもいろんなお店が並んでいて、歩きながら眺めるのも楽しいです。
ここで楽譜屋さん発見!
楽器屋

日本のヤマハみたいな感じで、楽器も楽譜も音楽書も扱う大きな楽器店でした。
日本ではなかなかお目にかからないような面白い楽譜がたくさんありましたが、
驚いたのは1冊だけ日本の全音の楽譜があったこと。
ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲という作品でした。
なぜ驚いたかというと、2日前にミュンヘンの楽譜屋さんに行ったときも
同じ全音の楽譜を見つけ「あれ?」と思っていたからです。
ジェフスキーのこの曲は全音からしか出版していないのでしょうか…?
調べてみると、ジェフスキーさんはなかなか特異な作曲家らしいので
あるいはそうなのかもしれません。
いずれいにしても、ヨーロッパというクラシック音楽の本場で
日本の出版社の楽譜にお目にかかるとはちょっと不思議な感じでした。

このあたりには向かい合わせに2つの大聖堂が建っています。
聖母聖堂と、スイス最大のロマネスク様式教会と言われる大聖堂。

まずはエメラルド色の尖塔が特徴的な聖母聖堂へ。
フラウエン教会ch

ここにはシャガールとジャコメッティのステンドグラスがあることで有名です。
写真撮影が禁じられていたので残念ながら載せられませんが、
本当にため息の出るような美しさでした。
一見の価値アリです。

お向かいの大聖堂のステンドグラスも圧巻でした。
ここのステンドグラスはわりと最近、新しいデザインに変更されたようで、
瑪瑙(めのう)を用いた、斬新な美しさでした。
こちらも写真が禁止でしたが、よかったらこちらのページをご覧ください。

短い滞在でしたが、チューリヒはすっきりと近代的でとても快適な街だなと感じました。
それに加えて、美術館や教会など美術品も本当に充実していてとても贅沢な街です
もう一度訪れたい街になりました。

この後、同じスイス国内のバーゼルへ移動です~

yukarigoto

ピアニスト後藤友香理のブログです。
音楽のこと、好きなもののこと、いろいろ書いていこうと思います!

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