曲作り

レッスン
03 /26 2011
最近、子どものソルフェージュ教育についての本を読んでいたら
レッスンの中に「曲作り」を取り入れるという提案がありました

短くて単純な構造の曲を作ってみることから始めて、
自分の思い付いたメロディーを正しく記譜すること、
短い中にも曲としてまとまりをつけること、
フレーズ感や形式感、和声感を身につけます。

作曲家を育てるためのレッスンではなく、あくまでソルフェージュ能力を
育てるために行うものなので、難しいことは言わず、
とりあえずちゃんと記譜されていて、
音楽として一応まとまりがあればOKです。

おもしろいかも…と思い、ソルフェージュを始めて半年ちょっと、
4月から小3になるRちゃんに早速課題を与えてみました。

8小節の短い曲を2曲。
1曲はハ長調で4分の4拍子、
2曲目はイ短調で8分の6拍子にすること、という制約をつけました。

それから、自分のイメージに合った曲想を考えることも大切だと思ったので、
曲に何かタイトルをつけてそれに合った曲を作って書いてきてごらんと言いました。

1週間後
Rちゃんが作ってきてくれた曲は

1曲目が「バケツのマーチ」。
ハ長調なので元気な感じの曲にしたかったそうです。
その通り、付点リズムが多用された軽快な曲になりました。

2曲目は「ふこうの森のおひめさま(不幸の森のお姫様)」。
短調のこの曲は1曲目よりメロディックで、起伏に富んでいて、
その曲想から、かなり悲劇的な姫だと思われます(笑)

こんな楽しいタイトルをつけてきたRちゃん、
先生は嬉しいです

メロディーラインも、私たち大人なら
「ここがこうきたら、きっと終わり方はこんな感じ」と思うところで、
ちょっと違う音を持ってきたりして
「えーそう来ますか~」ということが多いです。

クラシック音楽のような歴史と伝統が積み重なってできた文化では、
型やスタイルを身につけることも大切ですが
その一方で固定観念を捨てることも重要なのだと思います。

子どもの柔軟な発想から、そのことを再確認しました

yukarigoto

ピアニスト後藤友香理のブログです。
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