シューマンの日♪
今日は誰のお誕生日?
今日6月8日はシューマンのお誕生日でした!
1810年に生まれたシューマンは今日満200歳を迎えたことになります
このホームページではコラムなどで既にシューマンのことは
色々と書いていますので改めて何を書いたらいいか迷いますが…
今日はシューマンが大切な人の誕生日へあげたプレゼント、
あるいはシューマンが大切な人から誕生日にもらったプレゼントについて
ご紹介したいと思います
シューマンとクララはおそらく音楽史上もっとも有名な
おしどり夫婦だと思いますが、
さすがは音楽家夫婦、プレゼントも音楽的です。
シューマンとクララは1840年に結婚しますが、
二人が結婚式を挙げたのは9月12日。
クララの誕生日が9月13日でしたのでその前日です。
つまり、クララは21歳の誕生日を新婚一日目で迎えたことになります
その記念すべき朝にシューマンが妻へプレゼントしたのが一冊のノート。
「花嫁の本」と題された美しいノートブックです
中には押し花や詩、そしてシューマンが作曲した作品の断片のスケッチが入っています。
この本は現在ツヴィッカウのシューマンハウスに保管されており、
事前に予約すれば手にとって見ることができます。
「フモレスケ」や「花の曲」の元となったスケッチが書き込まれ、
シューマンが手ずから押し花にしたのであろう花を見るのは感激でした
クララも夫からのこのプレゼントを喜んだに違いありません。
時はたち、やがて父親となったシューマンが娘のために書いたのが
「子どものためのアルバム」。
この中の数曲は長女マリーの誕生日のために書かれたといいます。
「子どものためのアルバム」は確かにシューマンの父親としての温かさを感じる曲集です。
父親になったシューマンは他にも「マリーとパパの歌」、「子どもの舞踏会」、
「子どものための歌のアルバム」など子どものための作品をたくさん書いており、
子煩悩な一面を知ることができます
お次はシューマンがもらったプレゼント。
1853年6月8日、シューマン43歳の誕生日にクララは
「シューマンの主題にのよる変奏曲」をプレゼントします。
夫の作ったメロディーを元に妻が変奏曲を作る、
まさに音楽家同士でなければできないことです
それにこの曲、なかなかいいんです。
クララの奥さんとしての愛情の深さ、
二人がこれまで歩んできた道のりなどがしみじみ感じられる曲です。
この年が、二人が一緒に過ごすことのできたシューマンの最後の誕生日なってしまうのですが…。
この曲は6月13日のレクチャーコンサートでも演奏しますので
是非実際に聴いてくださいね♪

1810年に生まれたシューマンは今日満200歳を迎えたことになります

このホームページではコラムなどで既にシューマンのことは
色々と書いていますので改めて何を書いたらいいか迷いますが…
今日はシューマンが大切な人の誕生日へあげたプレゼント、
あるいはシューマンが大切な人から誕生日にもらったプレゼントについて
ご紹介したいと思います

シューマンとクララはおそらく音楽史上もっとも有名な
おしどり夫婦だと思いますが、
さすがは音楽家夫婦、プレゼントも音楽的です。
シューマンとクララは1840年に結婚しますが、
二人が結婚式を挙げたのは9月12日。
クララの誕生日が9月13日でしたのでその前日です。
つまり、クララは21歳の誕生日を新婚一日目で迎えたことになります

その記念すべき朝にシューマンが妻へプレゼントしたのが一冊のノート。
「花嫁の本」と題された美しいノートブックです

中には押し花や詩、そしてシューマンが作曲した作品の断片のスケッチが入っています。
この本は現在ツヴィッカウのシューマンハウスに保管されており、
事前に予約すれば手にとって見ることができます。
「フモレスケ」や「花の曲」の元となったスケッチが書き込まれ、
シューマンが手ずから押し花にしたのであろう花を見るのは感激でした

クララも夫からのこのプレゼントを喜んだに違いありません。
時はたち、やがて父親となったシューマンが娘のために書いたのが
「子どものためのアルバム」。
この中の数曲は長女マリーの誕生日のために書かれたといいます。
「子どものためのアルバム」は確かにシューマンの父親としての温かさを感じる曲集です。
父親になったシューマンは他にも「マリーとパパの歌」、「子どもの舞踏会」、
「子どものための歌のアルバム」など子どものための作品をたくさん書いており、
子煩悩な一面を知ることができます

お次はシューマンがもらったプレゼント。
1853年6月8日、シューマン43歳の誕生日にクララは
「シューマンの主題にのよる変奏曲」をプレゼントします。
夫の作ったメロディーを元に妻が変奏曲を作る、
まさに音楽家同士でなければできないことです

それにこの曲、なかなかいいんです。
クララの奥さんとしての愛情の深さ、
二人がこれまで歩んできた道のりなどがしみじみ感じられる曲です。
この年が、二人が一緒に過ごすことのできたシューマンの最後の誕生日なってしまうのですが…。
この曲は6月13日のレクチャーコンサートでも演奏しますので
是非実際に聴いてくださいね♪